2018年ユーロ円予想。

2017年の為替環境だと、ユーロ円が上にバイーンしそうな感じもするし、ユーロ円が力尽きて大きく下落する感じもするので、2018年のユーロ円がどのように動くのかなかなか予測しづらい。こういう予測しづらいときは、FXトレードをしないで様子見をして、チャンスが来たらポジションを取るようにしましょう。今回は2018年のユーロ円予想をテーマに記事を書いていきます。
北朝鮮リスク後退で2018年ユーロ円が上昇するシナリオ。
2017年のユーロ円は北朝鮮リスクで大きく変動しており、長期的に予想するのが難しい状況が続いていますが、北朝鮮リスクは2018年に後退する可能性が高いので、2016年のユーロ円は160円ぐらいまで上昇していくことでしょう。ただ、北朝鮮がとんでもない行動に出てしまうと、ユーロ円が大きく下落してしまうので、北朝鮮系のニュースには常にアンテナを貼っておきましょう。
北朝鮮リスクが後退する理由は、北朝鮮は自分の国が崩壊するような選択をする馬鹿な国ではない+北朝鮮の本音はアメリカと対話したい+そのうち北朝鮮のほうからアメリカに謝罪するの3つの理由があるから。こういう理由があるので、基本的には、北朝鮮リスクでユーロ円は一時的に下がったとしても、ユーロ円は上昇していくとおもいますね。
2018年ユーロ円が下落するシナリオがある。
2018年に北朝鮮がありえない行動にでたり、中東の問題が再熱したり、突然どこかの銀行が倒産したりすると、ユーロ円が大きく下落するので、2018年のユーロ円は円安と決めつけるのはかなり危険です。自分の考えでは、これだけ何年も円安のターンが来ると、そろそろ不景気がやってきて、円高のターンが来ると思っているので、もう少し為替が上昇したら、低レバレッジでユーロ円ショートポジションを持つのもある。
今のようにユーロ円が下げ止まってこれから上昇していくんじゃねえかというときに、突然大きな悪い材料が発生し、ユーロ円が大暴落するので、いつまでもロング目線をもつのは危険。まあ、悪い材料がでたら、速攻でショートポジションを解消して、ドテンロングすればいいだけなので、何の問題もないんですけどね。
2017年9月現在のユーロ円
北朝鮮リスクでユーロ円は一時127円をつけており、これはユーロ円99円にアタックするのではないか?という感じだったが、北朝鮮リスク後退でユーロ円が127円から134円にまで上昇している。もし、北朝鮮リスクが全くなってしまえば、ユーロ円は134円から160円まで上昇することもあり得る。
ただ、北朝鮮リスクが全く無くなり、ユーロ円が上昇するというシナリオは簡単すぎるので、どこかで北朝鮮リスクが再熱して、ユーロ円が爆発的に下げるシナリオが起こりうる可能性も捨ててはいけない。
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2018年のユーロ円の変動で注意しておくべきこと。
1.お偉いさんからのユーロ円高牽制。
ユーロ円高牽制の発言がでると、ユーロ円が短期間で大きく下落するので、ユーロ円高牽制のニュースがでたらユーロ円を売りまくりろう。ユーロ円高でユーロ円が下落する値幅は3円から5円となっているので、3円下落下辺りからショートポジションを仕込んでいきましょう。
2.ユーロ円利下げのニュース。
ユーロ円利下げが発表されると、ユーロ円はたった一日で5円下げて二円リバウンドする相場が到来するので、ユーロ円利下げのニュースがでたら、ユーロ円をひたすら売りまくりって、ユーロ円が5円ほど下がったら、リバウンド狙いのユーロ円ロングポジションを保有すべし。
3.北朝鮮ミサイル発射。
北朝鮮がミサイルを発射するだけで、ユーロ円が短期間に1.3円落ちて、短期間で1.3円上昇するということが頻繁におきているので、北朝鮮がミサイルを発射したらとにかく売りまくって、ユーロ円が1.3円ほど下がったら、前戻し狙いのユーロ円ロングポジションを保有すべし。
4.中東リスク軽減。
最近は、中東リスクが軽減し、中東系のニュースで為替相場が大きく変動することがなくなっていますが、突然中東リスクが再熱する可能性もあるので、中東系のニュースにも注意を払っておこう。
5.トランプ大統領は意外にまとも。
トランプさんはクレイジーでやばい人物と言われていましたが、いざトランプさんが大統領になってみると意外にまともな人物だったので、トランプ大統領が原因でユーロが大きく下落することはないでしょう。ただ、トランプさんが何処かの国に攻撃し始めてしまったら、ユーロ円は大きく下落してしまう可能性があります。
6.基本に忠実に。
ユーロ円が上がっているときは買う、ユーロ円が売られているときは売ることがきちんとできれば、FXの知識があまりなくてもFXで利益を出すことが容易にできます。
7.世界恐慌到来。
景気が良くて円安が続くのも、そう何年も続かないので、そろそろ世界恐慌が到来して円高のターンが到来する可能性は大。
これだけはしっておきたいユーロ円知識。
1.ユーロ円は順張りが基本。
ユーロ円は20PIPSほど動いた方向に大きく動くことが多い通貨なので、順張りトレードで攻めることをおすすめします。ただ、ユーロ円は値動きが激しく、利確するべき場所で利確をしないと今まで含み益が出ていたポジションがすぐに含み損まみれになってしまうので、こまめに利確をしていきましょう。
2.ユーロ円のレンジ時の値幅は100PIPS
ユーロ円のレンジ時の値幅は100PIPSのときが多いので、ユーロ円が100PIPS動いたら逆張りで攻めていくのもあり。ただ、ユーロ円は200PIPS動くときもあるので、安易に100PIPS動いたところで逆張りするのは危険。
3.ドイツ円指標でユーロは大きく動く。
ドイツ円指標の結果が良ければユーロ円は大きく上昇するし、ドイツ指標の結果が悪ければユーロ円は大きく下落する事が多い。ただ、ドイツ指標の結果をユーロ円がスルーするときもあるので、ドイツ指標の結果に囚われすぎてはいけない。
4.ユーロ円の危険度は低い。
ポンド円のように短期間で10円動いて、リバウンドもほぼなしなので、かなり危険度が高い通貨。それに対して、ユーロ円は短期間で5円ほどしか動かず、リバウンドも2円ほどあるので、ポンド円に比べたら危険度が低い通貨と言える。
5.ドラギイベントのときにはポジションを取らない。
ドラギ総裁が喋るイベントではユーロ円が上下に大きく触れる可能性があるので、損したくない人はポジションを取らないほうが安全。
6.値頃感でユーロ円を逆張りしたいと思ったら、ポジションを取らずに様子見しよう。
値ごろ感でポジりたいと思ったレートからもう一弾大きく動くのがユーロ円という通貨ペアなので、ポジりたいと思ったら様子見をしておこう。様子見後、ユーロ円がもう一弾大きく動いたら逆張りをかまそう。
7.ドルが買われれてユーロが売られる。
アメリカ指標の結果がイイとドル円レートが大きく上昇し、ユーロ円レートが大きく下落することがあります。
8.ドルが売られてユーロが買われる。
アメリカ指標が悪いとドル円レートが下落し、ユーロ円レートが上昇することがある。
最後に、
ユーロ円が円安に動くのか、円高に動くのか、まさに神のみぞ知るところですね。
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